砂糖はどこの家庭にもある一般的な調味料です。
ですが、放っておくとすぐに固まって使いづらくなってしまう。。。
という経験をした人も多いと思います。
そうして砂糖は固まるのか?
砂糖は空気中の湿気を吸収し溶けてくっつくようなイメージがありますが、
実は砂糖は乾燥することで互いにくっついて固まってしまうのです。
そのため砂糖の保存には、温度と湿度の変化に注意が必要なのです。
では、砂糖が固まらない方法で保存するのはどうすればいいのでしょうか?
◆砂糖が固まらない方法とは?
固まらない方法としては乾燥させないことです。
そのための一般的な方法としては以下の3つがあげられます。
・密閉容器
まず一つ目は、密閉容器に入れることです。
砂糖を買ったときの袋のまま保存しておくと、
すぐに空気中に水分が飛んで固まってしまいます。
ですから購入後は密閉容器に移し替えて使うようにしましょう。
しっかり密閉できる容器を選ぶと固まりにくくなり、
サラサラの状態を保つことが出来ます。
入れ替えた時に容器に入りきらず余ってしまう場合は、
ジップが付いた袋に入れるなどして密閉の状態を作ることが大切です。
・保管場所
二つ目に保管場所としては基本的には常温保存となります。
ですからなるべく温度変化の少ないところにしまいましょう。
いわゆる「冷暗所」です。
「冷暗所」ってどこなのか?
条件としては15度以下の日陰となります。
具体的には
・冷蔵庫(野菜室)
・収納棚の中
などになります。
・顆粒状糖を混ぜる
三つめは、顆粒状糖を混ぜる方法です。
顆粒状糖とは、よくプレーンヨーグルトなどについてくる砂糖のことで、
フロストシュガーとも呼ばれています。
入れる量としては、砂糖5の顆粒状糖1の割合で混ぜると効果的です。
◆では固まってしまった砂糖はどうやって戻すのか?
・霧吹き
すでにカチカチに固まってしまった砂糖をサラサラにする方法としては、
霧吹きで水をかけて湿気を与える方法があります。
先程述べたように砂糖が固まる原因としては「乾燥」です。
ですから適度な水分を与えることでほぐれるのです。
そうすることで砂糖一粒に水のバリアができてくっつきにくくなるんです。
・パン
食パンを入れる方法などもあります。
食パンを入れることを想像すると。。。
食パンが砂糖の湿気を吸ってくれるというイメージがありますよね。
しかし、先程と同様に砂糖は乾燥することで固まります。
食パンのふっくら感は適度な水分があるということになります。
ですから固まった砂糖の上に食パンを1~2切れ置きましょう。
時間としては5~6時間くらいでOK。
・レンジ
砂糖を電子レンジに1分程度かけるとサラサラの状態に戻ります。
しかしかけすぎは溶けたり、こげの原因になってしまうため、
様子を見ながら行いましょう。